覚醒剤[語句情報] »
覚醒剤
「覚醒剤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
覚醒剤の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不良少年とキリスト」より 著者:坂口安吾
がフツカヨイじゃ、いけない。舞台にあがったM・Cにフツカヨイは許されないのだよ。
覚醒剤をのみすぎ、心臓がバクハツしても、舞台の上のフツカヨイはくいとめなければい....
「精神病覚え書」より 著者:坂口安吾
する。こうして、次第に中毒してしまったのだが、何分、僕は、ムリに仕事をするために
覚醒剤を多量に用いざるを得なかった。それだけ、又、ねむるためには多量の催眠薬を用....
「わが精神の周囲」より 著者:坂口安吾
昨年夏からのことで、それからズッと殆ど仕事をしていない。私は病気と闘った。旅行。
覚醒剤。そして、睡るためのアドルム。 昨年夏から、この春の入院まで、私が精神の....
「小さな山羊の記録」より 著者:坂口安吾
吐き気と闘うためのひどい労苦がつゞいた。先ず思考力を集中し持続するために、多量に
覚醒剤を服用する必要があり、しかも、その効果は少く、たゞ目が冴えて眠られないとい....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
なぜなら、うったトタンに利いてくるが、一時間もたつと効能がうすれてしまう。誰しも
覚醒剤を用いる場合は、もっと長時間の覚醒が必要な場合にきまっているから、日に何回....
「我が人生観」より 著者:坂口安吾
日時をかぞえてみて、その期間に(正月前後だが)酒も過度に飲んでいるし、催眠薬も、
覚醒剤も、のんでいる。どれ一つとして、生れてくる子供に遺伝して健全なものはない。....