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親日
「親日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
親日の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
に勢力を張っております張作霖に軍資金と、十数台の優秀なる飛行機を貸し与え、従来の
親日傾向を放棄させて日本を圧迫させる一方に、一時平静に帰しております支那の内治を....
「作家のみた科学者の文学的活動」より 著者:宮本百合子
いた月」で一寸したヒステリーに関する科学的トリックを利用しつつ、ウィーンにおける
親日支那青年李金成暗殺の物語を語るなかで、「支那人を捕える方法を知っていますか。....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
る日支親善だけではなく、夫が同時に国民党中央部の多少の勢力編成がえを伴った結果、
親日派の権力の増大を来したので、一般的な日支親善の実質も亦段々物になりかけて来た....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
る日支親善だけではなく、夫が同時に国民党中央部の多少の勢力偏成がえを伴った結果、
親日派の権力の増大を来したので、一般的な日支親善の実質も亦段々物になりかけて来た....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
功であったらしい。少なくとも後者の問題は、蒋氏が浙江財閥の要求に従って或る程度の
親日と共産軍討伐とに身を入れることを意味するが、これは日本側の軍部と資本家との両....
「魔都」より 著者:久生十蘭
愛妾の松谷鶴子を窓から投げ落して殺害したのである。もしこれが公表されると、かねて
親日派の宗皇帝を廃位して、親仏派の皇甥を登極せしめようとしている仏国印度支那政庁....
「上海」より 著者:横光利一
「いや、わたくしはもうどちらへも賛成しないことにしとるので。ただわたくしはもう
親日が何よりだと主張しているものだから、この頃はうかうかしてると危うございまして....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
るまい。 この時の日本軍敬慕の北京人の感情は、その後の日露戦争に於て清国をして
親日一色ならしめた有力な原動力たり得たのである。……」 (二)、「ここは鼓楼東大....