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親無し
「親無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
親無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
をつかまえて、与八なんぞと呼捨てにしては済まないが、あの与八さんなんぞも、あれで
親無し子で育ったということだから、ずいぶん、気をつけてやっておくんなさい。このお....
「源氏物語」より 著者:紫式部
びと見ましかば知られやせまし春のしるしも 雪深き汀の小芹誰がために摘みかはやさん
親無しにして 二人はこんなことを言い合うことだけを慰めにして日を送っていた。薫....
「夢殿」より 著者:楠山正雄
になりました。その時、 「しなてるや 片岡山に 飯に飢えて 臥せる旅びと あわれ
親無し。」 という和歌をお詠みになりました。 「しなてるや」というのは、片岡山....