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親芋
「親芋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
親芋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
かない。 里芋は着物を剥がれて、素っ裸のまま、台所の片隅に顫えている時よりも、
親芋と一緒に土から掘り出されるおりの方が、ずっとおどけていて、趣きがあるようだ。....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
お茶を濁している間に、いつか知らず、その立錐の余地もない中へ割り込んでしまって、
親芋子芋の数になってしまう。
そうして、別段、ハミ出されたものもないらしいから....