観法[語句情報] »
観法
「観法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
観法の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
慧心院を訪うた。院は寂然として人も無いようであった。他行であるか、禅定であるか、
観法であるか、何かは知らぬが、互に日頃から、見ては宜からぬ、見られては宜からぬ如....
「予言」より 著者:久生十蘭
《りんね》とか応報《おうほう》とかむずかしいことをながながと書いたすえ、つらつら
観法《かんぽう》するところ、お前は何日に西貢《サイゴン》へ着くが、その翌日こうい....
「妖怪学」より 著者:井上円了
└他信法 │ ┌自療法 ┤ │ │ │ ┌自
観法 └心理療法┤ └第二法┤ │ └他観....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
智周師菩薩戒疏五巻。 霊渓釈子菩薩戒疏二巻。 天台止
観法門玄義文句各十巻。 四教義十二巻。 次第禅門十一巻。 ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
る家について宿り、私を送ってくれた人とヤクはそこで暇をやりました。私はその夜例の
観法に一夜を過しましたが、その翌日十時頃に私と別れて居った同行の人たちが参りまし....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
仕舞い、蕎麦掻を少し喰べてから薄い木綿の座布団を内仏の前へ敷き、足を組んで坐禅|
観法をいたし、無心になって頻りと公案をして居りまするが、雪は夜に入り深くなります....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
され現像されたもの、ハイカラにいえば印画のことだろう。写実といえばまたゾラ以降の
観法だろう。応挙あたりの精緻な写実もそうだ。だから写生ということも語義としては在....