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角丸
「角丸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
角丸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
でしょうね。あっちの女のひとは髪を編み下げにしているのよ。顴骨《カンコツ》が高い
角丸の、眼の大きくない顔で、よく往来を歩いていました。沙漠に生える蕁草《いらくさ....
「書籍の風俗」より 著者:恩地孝四郎
の上から見ると丸形と角形になる。丸背には、大山(強孤形)、中山(緩孤形)それと、
角丸(かまぼこ形)とある。普通見る丸背は前二者であって、
角丸は、技術の未熟のため....
「丸の内」より 著者:高浜虚子
とである。建築の上にもどし/\斯る大胆な試みを敢てして、単調を破るべきである。折
角丸の内に建ち並んでいる屋根のうちで異彩を放っていたものを、一朝にして取り除いた....