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角助
「角助〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
角助の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「箕輪心中」より 著者:岡本綺堂
ん》の明け六つが鳴るのを待ち兼ねていたように、藤枝の屋敷から中間《ちゅうげん》の
角助が仲の町の駿河屋へ迎いに来た。ゆうべあいにく市ヶ谷の叔父さまがお屋敷へお越し....
「虫の生命」より 著者:海若藍平
も知れませんし、又斧で割ったり何かして、中にいる虫まで殺すような事があっては、折
角助けた甲斐がありません。勘太郎は仕方なしにお弁当を作って、この樫の丸太を荷《に....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
》の仙人が出来上がったものだ。なるほど命賭けで荒熊にむしり付くのも無理はねえ。折
角助けた娘は橋場へ行っているあいだに、向うで男が出来てしまった。家へ帰ってもやっ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、それとは知らず失礼を致しました。我々は白金屯所の荘内藩巡邏隊、拙者は伍長の斎藤
角助と申す者」 と名乗りました。 そこで斎藤
角助は隊士に、槍と鉄砲を引かせ、 ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
子を兵馬が呆《あき》れました。 心やすやす安川を 向うに越ゆるは鍛冶屋橋 宮で
角助、平湯で右衛門《えもん》さ ドン、ドン、ドドロン、ドン 兵馬は呆れ果てて....