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「角文字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

角文字の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
虞美人草」より 著者:夏目漱石
いっぱいに並べた書物が紺に、黄に、いろいろに、ゆかしき光を闘わすなかに花文字の、角文字《かくもじ》の金は、縦にも横にも奇麗である。 小野さんは欽吾《きんご》の....
浮雲」より 著者:二葉亭四迷
ひばし》を執《とっ》て灰へ書く、楽書《いたずらがき》も倭文字《やまともじ》、牛の角文字いろいろに、心に物を思えばか、怏々《おうおう》たる顔の色、動《ややと》もす....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
うれし野のつゝじかな 愚痴無智のあま酒つくる松が岡 蝸牛《ででむし》や其《その》角文字《つのもじ》のにじり書 橘のかはたれ時や古館《ふるやかた》 橘のかごとがま....