角木[語句情報] » 角木

「角木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

角木の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
あそび」より 著者:森鴎外
il〕 の譜を吹いた。イタリア人は生死の境に立っていても、遊びの心持がある。兎に角木村のためには何をするのも遊びである。そこで同じ遊びなら、好きな、面白い遊びの....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
るのはなかなか無かった。それは、象牙木地は大部分は三味線の撥に取って、その後の三角木地を根附師が使ったものであるからである。で、十年の博覧会に出品された象牙彫り....
五重塔」より 著者:幸田露伴
柱から内法長押腰長押切目長押に半長押、縁板縁かつら亀腹柱高欄|垂木桝肘木、貫やら角木の割合算法、墨縄の引きよう規尺の取りよう余さず洩らさず記せしもあり、中には我....
黒田如水」より 著者:吉川英治
た。打ち壊した牢格子のあたりもすでに火焔で塞がっている。母里太兵衛はさきに用いた角木材でふたたびそこを大きく破壊した。 すさまじい音と渦まく火の塵を潜って、栗....