角櫓[語句情報] » 角櫓

「角櫓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

角櫓の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幻影の盾」より 著者:夏目漱石
アムも人に劣らじと出陣の用意はするが、時には殺伐な物音に耳を塞《ふさ》いで、高き角櫓《すみやぐら》に上《のぼ》って遙《はる》かに夜鴉の城の方を眺める事がある。霧....
Liber Studiorum」より 著者:寺田寅彦
青、緑のバスが奇妙な甲虫のようにはい上りはいおり行きちがっている。遠くにはお城の角櫓が見え、その向こうには大内山の木立ちが地平線を柔らかにぼかしている。左のほう....