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「角目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

角目の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒百合」より 著者:泉鏡花
くれ、人、身体に手なんぞ懸けるのは、汚れますよ。」 「何を癩が。」 「磔め。」と角目立ってあられもない、手先の突合いが腕の掴合いとなって、頬の引掻競。やい、それ....
流線間諜」より 著者:海野十三
到してくるか分らない。それを思うと、長居は頗る危険だった。 それにも拘らず、折角目の前に望みながら、どうにも手のつけようのない謎の大図譜! 流石の帆村探偵も、....
蜘蛛の夢」より 著者:岡本綺堂
上でもあり、ふだんからおとなしい質の娘ですから、自分の妹とわたくしとが少しばかり角目立ったのを気にかけて、帰るときにわざわざそんなことを言ったのだそうです。わた....
玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
い。隣りの娘が髑髏を頂こうと、抱えようと、わしらになんの係り合いもないことじゃ。角目《つのめ》立って争うほどのこともないわ。千枝まはとかくに婆めと仲がようないぞ....
雑煮」より 著者:北大路魯山人
まの方が野趣があっておもしろい。なにか変わった趣を添えたいような場合には、いもに角目を立てて削るのも悪くない。が、あまり細工をせずに作る方がよいと思う。 だし....
神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
》うように頼むように、囁くような声で云ったものである。 「まあさまあさ小一郎殿、角目立つのは止めにしましょう。お互いろくなことはありませんからな。で、今度はご相....
」より 著者:シュミットボンウィルヘルム
ような息づかいを自分達の項に感じた。しかし誰が跡から付いて来ようと構わない。兎に角目的のない道行である。心の中には反抗的な忿懣のような思想が充ちている。よしや誰....
臨時急行列車の紛失」より 著者:新青年編輯局
我々に向って手振りをしてみせた。が、やがて彼は自分の手頸に掴みかかって、我々の方角目蒐けて大切な文書袋を投げつけた。もちろん、その意味は明瞭である。サア自分等は....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
義という手段に依らないとなぜ手段一般が不自由になるのかが吾々には判らないが、とに角目的と手段とを私かに混同するのがこの「理想主義」のトリックなのである。 教授....
昨今の話題を」より 著者:宮本百合子
幸な女たちの容貌を見て「感情というものをすっかりすりつぶしちゃった」詰らぬ「兎に角目が並んでいて口がくっついて」いる「板みたいな顔」であると描写している。さすが....