角行灯[語句情報] »
角行灯
「角行灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
角行灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「島原心中」より 著者:菊池寛
立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです。煤けた
角行灯に、第二清開楼とか、相川楼などと書いた文字までが、田舎の遊廓にでも見るよう....
「四十八人目」より 著者:森田草平
。気がついてみると、自分はちゃんと蒲団の上に夜着を被けて寝ていた。枕頭には古びた
角行灯がとぼれて、その下の盆の上には、酔いざめの水のつもりであろう、土瓶に湯呑ま....