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角錐
「角錐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
角錐の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少年探偵長」より 著者:海野十三
。首が長くて、ほんとに鶴のようである。顔は凸凹がはげしくて岩を見るようで、鼻が三
角錐のようにとがって前へとびだしている。もうひとつとびだしているのは、太い眉毛の....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
科を成すに至った。円の処理が進みて楕円も同様に扱われるようになった。 五、球、
角錐、円錐、円柱等の問題も早くからあるが、円の処理の進むにつれて円柱を角柱にて突....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
ものは、普通に氷晶《ひょうしょう》と呼ばれるものである。この氷晶は六角柱の頭に六
角錐《ろっかくすい》がついたものと一部の学者間には信ぜられている。この氷晶につい....
「雪の十勝」より 著者:中谷宇吉郎
の樹枝状の結晶の枝が立体的に伸びているもの、それから稀《めず》らしいとされている
角錐《かくすい》状の結晶、鼓型《つづみがた》の結晶、それが数段になっている段々鼓....
「雪雑記」より 著者:中谷宇吉郎
る。まさかあんなものは出来そうもないと思っていた珍らしい形の結晶、例えば段々鼓や
角錐《かくすい》なども、あんまり簡単に出来てしまって少し飽気《あっけ》ない位であ....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
う。そのまた北寄りのこれはやや小高く辷り上った傾斜面の中程に、鼠いろの天幕が一つ
角錐状に張られてある。 見ていても激しい荒波である。それも強雨の霧しぶきの中の....