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角頭巾
「角頭巾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
角頭巾の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
》ようのもの、白丁《はくちょう》にくくり袴《ばかま》、或いは半素袍《はんすおう》
角頭巾《かくずきん》、折烏帽子《おりえぼし》に中啓《ちゅうけい》、さながら能と神....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
。
それが抜き放った大刀をじっと下目につけたまま、栄三郎の気のゆえか、どうやら
角頭巾《かくずきん》の下から眼を笑わせているようだが、剣構品位《けんこうひんい》....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
り、気の抜けたように、わるく寂しい。 例の、坊さんが、出来心で料理人になって、
角頭巾、黒長衣。と、俎に向った処――鮒と鯛のつくりものに庖丁を構えたばかりで、鱗....