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解体新書
「解体新書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
解体新書の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蘭学事始」より 著者:菊池寛
な相違だった。 玄白は、とうとう自分一人の名前で、ターヘルアナトミアの翻訳たる
解体新書を上梓する決心をした。が、さすがに彼は、良沢の名を無視するわけにはいかな....
「惜別」より 著者:太宰治
まの本は、昔から現代に到るまでの日本人の解剖学に関する著作であった。杉田玄白の「
解体新書」や「蘭学事始」などもその中にあった。そうして、玄白たちが小塚原の刑場で....
「新婦人協会の請願運動」より 著者:与謝野晶子
い、その実験に由って、四年の後の安永三年に、日本で初めて系統的に記載された医書『
解体新書』が良沢と玄白との苦心の結果、世の中に公にされた事を叙し、更に博士はそれ....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
天文観測の顧問になりかつ日本の楽律を作った中根元圭は近江の人で半ば京都におり、『
解体新書』翻訳以前に実地に解剖を試みて得るところのあった山脇東洋は京都におり、日....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
だをきりひらいて研究する学問)の本を、くしんしてやくした場所なのでした。それは「
解体新書」といって、日本のあたらしい医学にたいへん役だちました。 そのことをき....