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触頭
「触頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
触頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
近の虚空院鈴法寺の衰えたるをおこさんとして果さなかった。あの寺は関東の虚無僧寺の
触頭《ふれがしら》、活惣派の本山。下総《しもうさ》の一月寺、京都の明暗寺と相並ん....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
う》のあたりにお長屋の廓があった。 金局には、一口に金座人という改役、年寄役、
触頭《ふれがしら》役、勘定役、平《ひら》役などの役づきの家がらが二十戸ほど居住し....
「遠野物語」より 著者:柳田国男
八八 これも似たる話なり。土淵村大字土淵の常堅寺は曹洞宗にて、遠野郷十二ヶ寺の
触頭なり。或る日の夕方に村人何某という者、本宿より来る路にて何某という老人にあえ....