» 言い馴れ

「言い馴れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

言い馴れの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
豆腐買い」より 著者:岡本かの子
――いかが? どちらまで?」という性急な若者の言葉と、 ――否、ムッシュウ」と言い馴れた西洋の言葉を出して仕舞って顔を赭くした加奈子の言葉とが正面衝突をする。....
ダス・ゲマイネ」より 著者:太宰治
ぐまの、檻のまえにさしかかったころ、佐竹は語りはじめた。まえにも何回となく言って言い馴れているような諳誦口調であって、文章にすればいくらか熱のある言葉のようにも....
別れたる妻に送る手紙」より 著者:近松秋江
う。」婆さんは、若い者と違って、別段に冷かすなどという風もなく、そういうことにも言い馴れた、という風に、初めから終まで同じような句調で、落着き払って、柔らかに言....
源氏物語」より 著者:紫式部
房などに時々読ませているのを横で聞いていると、多弁な人間があるものだ、嘘を上手に言い馴れた者が作るのだという気がしますが、そうじゃありませんか」 と言うと、 ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
ある。これは疑いもなく軒端スズメの省略であって、他には紛れる語がない故に、暫らく言い馴れて後に、後を切って簡単にしたものである。ところが北国の方でも婦負・射水の....