» 言に出

「言に出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

言に出の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
連は勿論、出勤俳優のうちにも東京側に対して甚だしい反感をいだいて、「忠臣蔵」の狂言に出演しても、自分は舞台の上で決して団十郎と顔をあわせぬなどと邪々張るものさえ....
藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
。だがのう、磔が恐ければ、世に密夫の沙汰は絶えようものを、絶えぬ証拠は、今度の狂言に出るおさん茂右衛門じゃ。色事の道はまた別じゃ。はははは。 若太夫 (自分の悄....
剣侠」より 著者:国枝史郎
れは他ならぬお妻であった。 眠っている間も恋しい女、澄江のことを忘れかね、うわ言に出して云った主水――そういう主水の心持を知り、怒りと失望と嫉望とに、お妻はほ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
寝てば」という歌謡があり、この巻にも、「河上の根白高萱あやにあやにさ寝さ寝てこそ言に出にしか」(三四九七)というのがあって参考になる。「顕ろまで」は、「顕るまで....
雪の日」より 著者:永井荷風
ずに雪がふって来た。 今日もとうとう雪になったか。と思うと、わけもなく二番目狂言に出て来る人物になったような心持になる。浄瑠璃を聞くような軟い情味が胸一ぱいに....
粗末な花束」より 著者:宮本百合子
で、根気よく通行人を止めてはその前で傾く婦人帽の運動を見守った。彼女はその時、片言に出来るだけ愛嬌をこめて、 「この本いりません? 二十銭…… どうぞ」 と云っ....
食道楽」より 著者:村井弦斎
きのう》僕の友人の家《うち》へ往《いっ》てその妹に御馳走されたのです。その事が寝言に出たのでしょう」書生「御友人の妹さんならお登和さんこうして下さいと他人らしく....