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言の慰
「言の慰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言の慰の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
ていた看守は、忽ち二人の間を隔てゝ終ったので、面会はそれ切りになり、静子は夫に一
言の慰めをも与える事が出来なかった。 保険会社の方から云えば詐取せられた金だか....
「源氏物語」より 著者:紫式部
性の持つ友情が恋愛にも進んでゆけば、あるまじいこととは知りながらも、苦しむ男に一
言の慰めくらいは書き送ることになり、相互の間に恋愛が成長してしまう結果を見るよう....