言を俟たない[語句情報] » 言を俟たない

「言を俟たない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

言を俟たないの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学論」より 著者:戸坂潤
リズムに於けるコンビネーションなど、この手段に訴える。実験心理学に於ける適用も亦言を俟たない。 * ここに解析的と云ったのは、必ずしも数学的な Synthesi....
社会時評」より 著者:戸坂潤
の直後に立案されたもので、ロンドン条約の不備欠陥を補うのがその目的であったことは言を俟たないというのである。 条約に欠陥があり又その埋め合わせとして第二次補充....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ヤの南の麓に在る世界の富源地、即ちインドの国を征服したいという目的に出ずることは言を俟たない。そこで英国とロシアとが合同してチベットを取るというような事はむろん....
黒田如水」より 著者:吉川英治
、一書を封じて、早馬に託した。三木城|陥落を、信長の許へ急報したものであることは言を俟たない。 さきには、荒木を征伐し、いままたこの戦果をうけ取ったので、安土....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
クラウゼウィッツ研究の大家である。クラウゼウィッツの思想は全独軍を支配している事言を俟たない。 我ら日本軍人が西洋の軍事学を学ぶについてはよく日本民族の綜合的....