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言付かり
「言付かり〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言付かりの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
私の藩は今の鈴ヶ森あたりから、大井村、不入斗《いりやまず》村へかけての固めを
言付かり、私の父もその頃側役から目付に転じていて、軍監をも兼ねるという枢要な地位....
「六号室」より 著者:瀬沼夏葉
チは怖々する。 『いけません、いけません! そんなことをさせてもいいとは誰からも
言付かりません。御存じでしょう。』 云うなりニキタは戸をぱたり。そうして背を閉....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
ば買う者も助かり此方も益になるのだ、何でも身体に骨を折って施しと心得て廉う売れと
言付かり、滅法安く売るので、諸方へ知れて方々から買いに参りまする。市川新田、八幡....