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言合い
「言合い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言合いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「足迹」より 著者:徳田秋声
寝所へ入るまで理窟を言った。 暗いところで小父の脱棄てを畳んでいながら、二人の
言合いをおそろしくも浅ましくも思ったお庄は、終いに突っ伏して笑い出した。 ....
「黴」より 著者:徳田秋声
と、独りで長火鉢の傍に、しくしく泣いているようなこともめずらしくなかった。二人で
言合いをしている声も、時々裏から洩れ聞えた。 お銀母子と、その時分寄宿していた....
「日輪草」より 著者:竹久夢二
通る人達は、寺内将軍の銅像には気がつかない人でさえ、きっとこの花を見つけて、そう
言合いました。 熊吉という水撒人夫がありました。お役所の紋のついた青い水撒車を....