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言葉争い
「言葉争い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言葉争いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
うがないではないかという弁解が夫の心に潜んでいた。二人の間に繰り返されるこうした
言葉争いは古いものであった。しかし古いだけで埓《らち》は一向開かなかった。 健....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
快なことを言い合った。ケリッヒ夫人はそれをただ笑うばかりだった。クリストフはその
言葉争いに勝目がなかったから、時には憤然として出て行って、ミンナを大嫌いだと考え....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
福を味わった。
あとでいっそうへだてない楽しい言葉を言いかわさんがためにのみ、
言葉争いをしたりよそよそしい言葉使いをしたりすること。
最も関係の少ない人々の....
「番町皿屋敷」より 著者:岡本綺堂
見してくれいと当て付けらしく申しておった。はははは。あの伯母御もなかなか曲者だ。
言葉争いでは敵わぬと見て、わしも黙って陣を引いたよ」 「はは、なんの伯母御が……....