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言責
「言責〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言責の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
支出に困る憂《うれい》はけっしてなかった。お延と結婚した時の彼は、もうこれだけの
言責《げんせき》を彼女に対して背負《しょ》って立っていたのと同じ事であった。利巧....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
寝たばかりの若旦那を引き起して巻物をさしつけながら恐ろしい顔になって、何か二言三
言責め問うているのが、もう明るくなった硝子戸越しによく見えました。
――若旦那....