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計器
「計器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
計器の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「深夜の市長」より 著者:海野十三
ている。それが答だ」 「それが答?」 「そこのところを決めかねていた。極く僅かの
計器の誤差だけれど、それを君の話によってチェックしないで計算すると、その時刻が午....
「赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
は華氏で十五度も急降しているではありませんか。これは濡れた衣服を着た人間が、この
計器にふれんばかりの近くにすすみよったことを示すものなのです。恐らく湿度計は乾湿....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
本艇の主だった人々がみんな集っていた。そして副操縦席のうしろの椅子に腰をおろして
計器番の上にはりだした映写幕にうつるテレビジョンを見ながら、意見を交換していた。....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
いまも加速度は、ぐんぐんふえていく。それはこの宇宙艇隊の航空長とその部下が、
計器をにらみながら、ひじょうに正確にあげているのだ。そのやりかたの良し悪しによっ....
「海底都市」より 著者:海野十三
・マシーン第四号」と真鍮《しんちゅう》の名札が上にうってあり、その名札の下には、
計器が五つばかりと、そして白い大きな時計の指針《ししん》のようなものが並んでつい....
「金属人間」より 著者:海野十三
の壁にはめこんである配電盤の前にかけつけた。そしてほうぼうのスイッチを入れたり、
計器の針の動きをにらんだり、ブラウン管の緑色の光りの点の位置を、目盛りで読んだり....
「火星探険」より 著者:海野十三
な》る変圧器などが目をうばい耳をそばだてさせる。七八人の人々が配電盤の前に集って
計器の面を見入っている。抵抗のハンドルをぎりぎりと廻す。ぽっ! 配電盤のうしろか....
「洪水大陸を呑む」より 著者:海野十三
械の前で、いそがしく調整をはじめた。たくさんある目盛盤をいくどもうごかし、そして
計器の針をみては、また目盛盤をうごかすのであった。その間に、映写幕にうつっている....
「人造人間の秘密」より 著者:海野十三
であった。一人の技師が、配電盤のうえについているスイッチを、ぱちりと入れ、そして
計器の表をみながら、ハンドルをまわした。他の一人が、九千五百、一万……と、しきり....
「戦時旅行鞄」より 著者:海野十三
トも出ているんだ」 「そうだ。たしかにそれくらいは出ているかもしれない。機関部の
計器が狂っているのじゃないか」 「どうもあまり不思議だから、今機関部に命じてノッ....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
右の席にはポコちゃんが、左の席には千ちゃんが腰をふかくうずめている。 操縦席と
計器盤と自動式操縦ボタンとが、鋼鉄製の大きなかごのようなものの中にとりつけられて....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
が塗られた。 それから博士は、壁側に取付けられてある大きな配電盤の前へいって、
計器を仰ぎながら、いくつかの小さい調整ハンドルを廻していたが、そのうちに手をハン....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
て自由がきかない。それでは困るから、座席は自然におきるようになっている。そのとき
計器盤や無線装置も、座席といっしょにぐっと垂直になるので、非常に便利だ。 「機長....
「火星兵団」より 著者:海野十三
い室内にある操縦席みたいな椅子に、ふかく腰を下している。博士の前には、たくさんの
計器が並んでいる。
新田先生は、その隣の座席に、腰を下している。
大江山隊か....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
う壁をあますところなく占領していた。 その間に、幾段もの縞模様となって、丸形の
計器や水平形の
計器などが、ずらりと並んでいた。それ等はすべて夜光式になっていて、....