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「訛音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

訛音の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
のである。能登の北川村の諏訪神社九月二十七日の祭に作るヒトミダンゴ、是もシトギの訛音らしいが、この方は今いう団子になっている。東北では宮城県北部の村々でオシトネ....
特殊部落の言語」より 著者:喜田貞吉
や「明治の光」など、多くその部落の事を書いた雑誌を見ると、しばしば部落民の方言・訛音というものを拾い出して、普通部落の言語と比較したのが掲載されているのである。....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
渇の宛字であるとすれば、饑渇をケカツと発音することは、独り越中地方にのみ限られた訛音ではなく、古くから行われた我国の発音の癖で、今もケカツと唱えている地方が少な....