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「訳載〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
訳載の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
うと概論したはなかなか傑《えら》い。明治二十七年予この文を見出し『ネーチュル』へ
訳載し大いに東洋人のために気を吐いた。その時予は窮巷《きゅうこう》の馬小屋に住ん....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
《すこぶ》る長文であって、ここにその全文を引用することは出来ないが、今その首尾を
訳載して、氏の熱心の一斑を示すこととしよう。 外臣ジェレミー・ベンサム謹んで書....
「ジイドとそのソヴェト旅行記」より 著者:宮本百合子
『プラウダ』が社説として発表したジイドのソヴェト旅行記批判が、山村房次氏によって
訳載された。 その文章は何月何日の『プラウダ』に出たものであったのか、執筆者の....
「変った話」より 著者:寺田寅彦
の結果が「ロイブ古典叢書」の一冊として出版され我邦にも輸入されている。その巻頭に
訳載されている「兵法家アイネアス」を冬の夜長の催眠剤のつもりで読んでみた。読んで....
「ドイルを宗とす」より 著者:甲賀三郎
反ってそういう事実が、私の結論を導き出したのであるといえる。 最近では新青年に
訳載された「鼻欠け三重殺人」で、作そのものより作者のいっている言葉「解決は只一つ....
「国枝史郎氏の人物と作品」より 著者:小酒井不木
時江戸川乱歩氏も居て、自然探偵小説の話に及び、私が大正十二年頃の「新趣味」に氏の
訳載されたイー・ドニ・ムニエの作品のことを言い出すと、意外にも氏の口から、あれは....
「ホオムズの探偵法」より 著者:平林初之輔
後になると、そのマンネリズムが少々うるさくなってくる。いつか本誌〔『新青年』〕に
訳載された誰かの作品に、ホームズのこのマンネリズムをカリカチュアライズ〔風刺〕し....