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訴ふ
「訴ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
訴ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白くれない」より 著者:夢野久作
みつゝ見物するに、異人たちは皆、何事か呪文の如き事を口ずさみ、交る/\天を傾ぎて
訴ふる様、波羅伊曾の空に在しませる彼等の父の不思議なる救ひの手を待ち設くる体なり....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
の空へ
おん身は翔り来給ふ。
譬へん物なきおん身よ。
恵深きおん身よ。
われ等の
訴ふるを聞き給へ。
大いなる女罪人
ファリセイの人々に嘲られつつも、
神....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
戦の深刻な悪夢は、百年後の今も深くきざみ込まれている。 だから、これを幕府ざん
訴ふんで、一時でも帝位を渡すべきではなかったと、臍を噛んだ。――そのうえ、持明院....