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「註疏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

註疏の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
安井夫人」より 著者:森鴎外
※庵《こがとうあん》の門下に籍をおいて、昌平黌《しょうへいこう》に入った。後世の註疏《ちゅうそ》によらずに、ただちに経義を窮《きわ》めようとする仲平がためには、....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
の中に入れた。そしてこういった。 「これは日本に僅三部しかない善い版の『十三|経註疏』だが、お父う様がお前のだと仰った。今年はもう三回忌の来る年だから、今からお....
十二支考」より 著者:南方熊楠
たとあるに基づくといえど、『梅村載筆』には猿を厩に維ぐは馬によしという事、『周礼註疏』にありと記す。現に座右にあれどちょっと多冊でその文を見出さず。註にあらば晋....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
集緊要」 古義………鹿持雅澄「万葉集古義」 美夫君志…木村正辞「万葉集美夫君志」註疏………近藤芳樹「万葉集註疏」 新釈………伊藤左千夫「万葉集新釈」 新考………....
穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
何故に農事に関係なき追儺に用いたかと云う点である。しかるにこれについて鄭玄の礼記註疏に、この月は墳墓に四司の気があり、※鬼《れいき》となり強陰に随い出て人を害す....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
風を涵養したことであります。聖徳太子が御自ら法華経、維摩経、勝鬘経の三経を講述、註疏せられ、造仏起塔に努められたのも大乗精神の現実理想化に依られたものであります....