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「詐言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

詐言の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
する者である、という事を訴えることとなった。 かくてメレートスやアヌトスなどの詐言《さげん》のために、とやかくといろいろ瞞着《まんちゃく》された結果、種々の裁....
三国志」より 著者:吉川英治
かし彼には汝よりも多分に善性がある。正直さがある。すくなくも、汝のごとく、酷薄で詐言が多く、自己の才謀に慢じて、遂には、上をも犯すような奸雄では絶対にない」 「....
三国志」より 著者:吉川英治
きまっておる」 傍らで玄徳は聞いていたが、彼の口うらの軽々しいのを察して、 「詐言はおのずから色にあらわれる。軍師、こんな者を用いるのは無用である。早く首を刎....