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評判倒れの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
うな。しかし誰が行っても見せたことはない、見た者もないという。それ故、あの名刀は評判倒れ、実はそれほどでもない剣《つるぎ》を、あんまり評判が高くなった故に、人に....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
そうですから、ぜひ英学の方をやりたいと思って、諸所に師匠をたずねましたが、どうも評判倒れが多くて、本当に英学の出来る学者というのが少ないんでしてな、困っておりま....
藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
、ただ素人の見物だけではなかった。彼の舞台を見た役者達までも、 「江戸の少長は、評判倒れの御仁じゃ、尤も江戸と京とでは評判の目安も違うほどに江戸の名人は、京の上....