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詠人
「詠人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詠人の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
がら、いらぬ詮議をするかとも思おうが、これは関白殿下の御覧に入るる歌じゃ。一応は
詠人《よみびと》の身分を詮議し置かないでは、わしの役目が立たぬ。父は誰であれ、母....
「旅愁」より 著者:横光利一
をしたその日のことを思い出した。そして、そのとき第一に頭に泛べたことは、ある誰か
詠人の分らぬ衆人の中にひそんだ歌だった。
「おん前に捧げまつらん馬曳きて峠を行け....