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詠出
「詠出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詠出の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
うし》とはまさにこの君の御事と思わせられた。いみじき御才学は、包ませられても、御
詠出の御歌によって洩《も》れ承《うけたま》わる事が出来た。 明治聖帝が日本の国....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
して彼は彼の当時教えられた大陸の思想を、周辺の現実に引き移して、如上の数々の歌を
詠出したものとも想像している。 ○ 稚ければ道行き知らじ幣....
「大正女流俳句の近代的特色」より 著者:杉田久女
みさ子 芥子まくや風にかわきし洗ひ髪 久女 等大正女流は髪そのものを主に
詠出で、 涼しさや髪ゆひなほす朝機嫌 りん女 日当りや白髪けづる菊の花 ....