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詠史
「詠史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詠史の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
ものである。 允成の友にして抽斎の師たりし市野迷庵が勤王家であったことは、その
詠史の諸作に徴して知ることが出来る。この詩は維新後森|枳園が刊行した。抽斎は啻に....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ずれにしても、武門としての菊池党は、九州豪族中での重鎮だった。 頼山陽は、その
詠史の詩のうちに言って、 翠楠未必勝黄花 と、うたったが、菊池の一族一門中、初....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
よく芭蕉が引きあいに出るようだが、芭蕉の句碑もじつに多く、また事実、芭蕉その人も
詠史に興味を持っていたものかとおもわれる)その碑面には、 義朝の心に似たり秋の風....