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試楽
「試楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
試楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
時間はなくて九月が終わってしまった。それでいよいよ行幸の日が近づいて来たわけで、
試楽とか何とか大騒ぎするころに命婦《みょうぶ》は宮中へ出仕した。 「どうしている....
「源氏物語」より 著者:紫式部
》にお見せになることのできないことを遺憾に思召《おぼしめ》して、当日と同じことを
試楽として御前でやらせて御覧になった。 源氏の中将は青海波《せいがいは》を舞っ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
条院の中は用意に忙しくなった。二条の院の夫人はまだそのまま帰らずにいたが、御賀の
試楽があるのに興味を覚えてもどってきた。女御も実家にいた。今度のお産でお生まれに....
「源氏物語」より 著者:紫式部
うちに病気のようになってしまったのですが、お招きがありまして、あの法皇様の賀宴の
試楽の日に伺いました時に、お目にかかったのですが、なお許していただけない御感情の....