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詩名
「詩名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詩名の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魚玄機」より 著者:森鴎外
場では、沈詢が知挙になってから、温を別席に居らせて、隣に空席を置くことになった。
詩名はいよいよ高く、帝も宰相もその才を愛しながら、その人を鄙んだ。趙※の妻になっ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
咄《そろりばな》しのごとし。ロンドンのウェストミンスター・アッベイは、熊楠知人で
詩名兼ねて濫行の聞え高かったジーン・ハーフッドその坊に棲み、毎度飲ませてもらいに....
「岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
李白の年四十四歳、杜甫の年三十二歳であった。 だがこの時代は李太白が、誰よりも
詩名が高かった。 玄宗皇帝が会いたいと云った。 で、李白は御前へ召された。 ....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
り、樹は紫褐色の枝椏を残して裸となるのである。 井岡冽《いおかれつ》纂述の『毛
詩名物質疑《もうしめいぶつしつぎ》』(未刊本)巻之三、※の条下に、「※通名御柳寛....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
述ぶればこれを了解すること易《やす》くして人を感ぜしむるものあり。古今に名高き名
詩名歌というものもこの類にて、この詩歌を尋常の文に訳すれば絶えておもしろき味もな....