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詩碑
「詩碑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詩碑の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浅間山麓」より 著者:若杉鳥子
科でも何でも兼ねさせるのだった。 小諸の街で絵葉書を買ったら、千曲川旅情の歌の
詩碑のに添えて、作者島崎藤村氏の大写し一枚、映画俳優かと見まごうばかり物々しいの....
「光は影を」より 著者:岸田国士
り、小一時間、公園のあちこちをうろついた。檻の小熊や、猿のむれに笑い興じ、藤村の
詩碑の前にたゝずみ、千曲川の急流にのぞんだ崖の上で、小萩は、思い出したように、浅....
「短命長命」より 著者:黒島伝治
ある薄ら曇りの日、ぶらぶら隣村へ歩いた。その村に生田春月の
詩碑がある。途中でふとその
詩碑のところへ行ってみる気になって海岸の道路を左へそれ....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
の顔は、いつものように寂しそうでした。 建碑式 七月九日の鴎外の命日に、
詩碑の除幕式があるという通知を受けて、団子坂へ行きました。だんだん年を取るので、....
「天草の春」より 著者:長谷健
つづき、その向こう砂丘の上に、砲台とも覚しい巨大な石碑がある。頼山陽の泊天草洋の
詩碑である。 雲耶山耶呉耶越 水天髣髴青一髪 万里泊舟天草洋 煙横蓬窓日漸....