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詫び状
「詫び状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「箕輪心中」より 著者:岡本綺堂
に未練のある者が亡き後をかんがえて愚痴を書き残すか、あるいはこの世に罪のある者が
詫び状がわりに書いて行くのであるが、二人はこの世に未練はなかった。また懺悔《ざん....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
てみると、書物の間には、国元の直義から右馬介あてに来た書簡二通と、また、彼自身の
詫び状が挿んであった。 「……おお、弟直義も、いつかわしの胸を知っていたのか。右....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
でなかった――という言い訳を遣わすようなもの。北条方とすれば、まさしゅう、天皇の
詫び状なりと、鬼の首でも取ったように、見るであろうよ」 「ま。くちおしい限りでは....