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詰切
「詰切〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詰切の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家」より 著者:島崎藤村
代が亡くなったのは、彼がまだ若かった時のことで。その頃は嘉助同格の支配人が三人も
詰切って、それを薬方と称えて、先祖から伝わった仕事は言うに及ばず、経済から、交際....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
問官)の立場よりこの危機一髪の情勢を非常に憂慮せられて、或る夜などは二条城に終夜
詰切って慶喜公に持重さるべきよう諫争された。尤も松平春嶽公あたりよりも同じ勧説が....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
、よく診てもらったものでした。 大正十一年にお兄様がお亡くなりの時、一週間ほど
詰切って、葬儀が済んで帰宅したその晩から大熱を出して、四、五日を夢中で過して、よ....
「一寸怪」より 著者:泉鏡花
に、梁へ炎が絡む、ソレ、と云う内羽目板から火を吐出す、凡そ七日ばかりの間、昼夜|
詰切りで寐る事も出来ぬ。ところが、此寺の門前に一軒、婆さんと十四五の娘の親子二人....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
よそその釈迦堂はラサ府の図面にも記されてある通り、三階造りの大伽藍ですがほとんど
詰切れない位集まる。その時の狭隘しい事というたら堪らんです。人間の箱鮨詰というの....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
報告と礼に出向いた。 けれど道誉はいなかった。 いらい道誉はまた昼夜、柳営に
詰切りだとのことである。思うに、いよいよ時勢は大きなわかれ目、今は高時のそばを寸....