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詰手
「詰手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詰手の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「郷愁」より 著者:織田作之助
くなってしまったのだ。おかしいと新吉は首をひねった。落ちというのは、いわば将棋の
詰手のようなものであろう。どんな詰将棋にも
詰手がある筈だ。詰将棋の名人は、
詰手を....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
それまでは、あるいは義貞もまだ“詰の大事”に迷うところもあったであろう。が、
詰手は幾つもあるものではない。徐々の緩か、電撃の急かである。彼がこうして速戦即決....