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詰衆
「詰衆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詰衆の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿部一族」より 著者:森鴎外
押し止めた。続いて二三人立ちかかって、権兵衛を別間に連れてはいった。 権兵衛が
詰衆《つめしゅう》に尋ねられて答えたところはこうである。貴殿らはそれがしを乱心者....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
自分に礼を行うのだと知った。次いで常の如く中の口から進もうとすると、玄関の左右に
詰衆が平伏しているのに気が附いた。榛軒はまた驚いた。間もなく阿部家では、榛軒を大....
「最後の一句」より 著者:森鴎外
門番の詰所へ来た。それと同時に玄関わきから、「なんだ、なんだ」と言って、二三人の
詰衆が出て来て、子供たちを取り巻いた。いちはほとんどこうなるのを待ち構えていたよ....