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話し下
「話し下〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
話し下の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
さんの嫁になるんだ。はい、と云うに間違いはありませんが、他にもう一人、貴下からお
話し下すって、承知をさせて頂きたいものがあるんです。どうでしょう、その者へ御相談....
「吉原新話」より 著者:泉鏡花
声もがッと太く渦巻く。 「変に静まりましたな、もって来いという間の時じゃ、何ぞお
話し下さらんか。宵からまだ、貴下に限って、一ツも凄いのが出ませんでな、所望ですわ....
「赤外線男」より 著者:海野十三
務員を下げると、今度は深山理学士を呼び出した。 「昨夜、貴方の襲撃された模様をお
話し下さい」 「どうも面目次第もないことですが」と学士はまず頭を掻いて「何時頃だ....
「赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
、その前に是非お訪ねしたいのは、勝見伍策とお姉様の関係について、御存知の事実をお
話し下さいませんか。いや、もう大体の見当は、お姉様の室にあった手紙から判っている....
「深夜の客」より 著者:大倉燁子
か分らなかった。 「承わりましょう。が――、夜も更けていますから、どうぞお早くお
話し下さい」 尾越は嬉しそうに、小腰を屈め、 「そう仰しゃって下さるだろうと思....
「青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
出る人を指名することになった。 「星崎さん。いかがでしょう。あなたからまず何かお
話し下さるわけには……。この青蛙をわたくしに教えて下すったのはあなたですから、そ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
「例会は大抵午後五時か六時からお集まりを願うことになって居りますが、こんにちはお
話し下さる方々が多いので、いつもよりも繰り上げて午後一時からおいでを願った次第で....
「遺書」より 著者:尾崎秀実
がありましょう。(このこともまた私の死後機会を見て先生からよく了解の行くようにお
話し下さい。今いえばただ私の身勝手に過ぎず、妻子をいたずらにつき放して一人うそぶ....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
さわぎした。多鶴子の電話の声が美しかったことを想い出した。 「通じましたから、お
話し下さい」交換手の声に、多鶴子の家の内部が見える思いだった。女中が電話口に出て....
「城」より 著者:カフカフランツ
ましょう。わたしの気を悪くしないようになんて気づかわれるよりは、ざっくばらんにお
話し下さい。ただ、一つだけお願いしておきます。クラムの名前を出さないで下さいな。....
「奇巌城」より 著者:菊池寛
は尋ねた。伯爵は答えなかった。 「黙っていらしってはかえっていけません。どうぞお
話し下さい。」 「今のお話しはみんな本当です。」伯爵ははっきりといった。判事は飛....
「赤格子九郎右衛門の娘」より 著者:国枝史郎
りうかうか暮らして居りましたこと残念至極に存じます」 「…………」 「妹お袖へお
話し下されたお殿様のお話で初めて知りましてござります」 この時、遥かの海上に当....
「仇討姉妹笠」より 著者:国枝史郎
た声で、主税は嘆願でもするように云った。 「真実を……どうぞ、本当のことを……お
話し下され、お
話し下され! ……盗人などと……嘘でござろうのう」 狂わしい心持....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
女子のために、裏切られたからでございます。……でもし貴女がお止まり下され、朝夕お
話し下されましたら、どんなに私といたしましては、有難いことでござりましょう。心の....
「南蛮秘話森右近丸」より 著者:国枝史郎
あの時子供さえ覗かなかったら、きっときっとお父様は、もっともっと詳しいお話を、お
話し下されたことと思われます。詳しく聞いてさえ居りましたら、研究材料の有場所など....