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話の腰を折る
「話の腰を折る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
話の腰を折るの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
いか。」
「情人《おとこ》があったとて、わしのきらわれたという、証拠にはならぬ。
話の腰を折るなら、もうやめじゃ。」
猪熊の爺は、真顔になって、こう言ったが、す....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
奉公に出しているのだそうです」 「その喜多屋へお化けが出るんですか」と、わたしは
話の腰を折るように訊いた。 「いや、喜多屋に係り合いはないのですが、友蔵の家に出....
「山県有朋の靴」より 著者:佐々木味津三
らないから、妙なもんだと思っていたところさ。――貴君はいくつだね」 「おい……」
話の腰を折るように、その時新兵衛が、向うの暗い部屋から顔だけ出すと、頤をしゃくっ....