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「詳言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

詳言の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
善の研究」より 著者:西田幾多郎
を意識するということはその裏面に取らぬという可能性を含むというの意味である。更に詳言すれば、意識には必ず一般的性質の者がある、即ち意識は理想的要素をもっている。....
女肉を料理する男」より 著者:牧逸馬
逆に、「どうして逮捕されなかったか」がその物語の中点なのだ。 前回にもたびたび詳言《しょうげん》したように、比較的小範囲の地域に、古来チイム・ワークにかけては....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
いもち》いてその位置を高め、社会の表面に現われるようになったのは、武力によって、詳言すれば一個人の勇気ではなく多数武人の集合したる武力によりて、鎌倉の幕府が開か....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
は新資本用役の最大利用に関する二つの問題のただ一つしか認めることが出来なかった。詳言すれば、ある個人がその収入を種々の欲望の間に配分するに当り資本の量をその当然....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
。即ちここに我が固有の鹿踊へ、渡来の獅子舞が、附会したのであると考えるのである。詳言すれば我国の鹿踊は、元から神社に附属(鹿踊の起原や発達を言わぬと、独り合点に....