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詼
「詼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
詼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
るいは聖賢の語が俚諺となったものもあって、その中には真面目なものもあり、諷刺的、
詼謔《かいぎゃく》的なものもある。今ここに最も普通に行われている諸国の俚諺を英語....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
うと心|瞋《いか》って苦笑し、この牝馬を売るよりはわが家族を売ろうという。これは
詼謔《おどけ》でなく、ベダイ人の癖として、友と離るるよりは好んで父母を質に渡す。....
「向嶋」より 著者:永井荷風
所の江上の風光を吟じたもので、嘉永二年に刊刻せられた一冊子である。『江頭百詠』は
詼謔《かいぎゃく》を旨とした『繁昌記』の文とは異って静軒が詩才の清雅なる事を窺知....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:鈴木行三
をものして自然に美辞の法に称うと士班釵の翁はいいけり真なるかな此の言葉や此のごろ
詼談師三遊亭の叟が口演せる牡丹灯籠となん呼做したる仮作譚を速記という法を用いてそ....