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誅殺
「誅殺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
誅殺の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
昔大分地方の鼠の岩屋等の強賊、皇命に従わざりしを景行天皇ツバキの槌を猛卒に持たせ
誅殺した事あり(『書紀』七)、この木は今も犬殺しも用い身に極めて痛く当る。『史記....
「三国志」より 著者:吉川英治
とりの兵が跳びかかったかと見るまにその首はもう落ちていた。 わずか半日のまに、
誅殺された一族の数は男女千五百余人に上ったという。 それから金蔵を開いてみると....
「三国志」より 著者:吉川英治
を、べつな閣に移して、門外には番兵を立たせ、一歩でもみだりに入る者はたちどころに
誅殺せよとまで――きびしく保護なされておる」 「おう、そうか」 「実は、その儀を....
「三国志」より 著者:吉川英治
ちに、許貢の居館へ詰問の兵をさし向けた。そして許貢をはじめ妻子|眷族をことごとく
誅殺してしまった。 阿鼻叫喚のなかから、あやうくも逃げのがれた三人の食客があっ....
「三国志」より 著者:吉川英治
立ちどころに殺されたし、彼に従ってきた※徳、馬岱なども、韓遂の部下を手当り次第に
誅殺していた。ところがたちまち渭水を渡ってきた一陣、二陣、三陣の騎兵部隊が、もの....
「三国志」より 著者:吉川英治
して、曹丕は一類を階下にひかせて、一|眄をくれるや否、 「まず、その二人から先に
誅殺を加えろ」 と、許※に命じた。 剣光のひらめく下に、二つの首は無造作に転....
「三国志」より 著者:吉川英治
わが馬を盗んで、蜀陣へ逃げ込むとは、呆れ返った恥知らず、司馬懿大都督の命に依って
誅殺を下す。わが刃をうけよ」 大音にいって、鄭文へ斬ってかかった様子に見えたが....