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「誌上〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

誌上の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
広津氏に答う」より 著者:有島武郎
芸術家として作品を生かそうとする意味はどこにあるかということについては、「改造」誌上で一とおり申し出ておいたから、ここには再言しない。なにしろ私は私の実情から出....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
年)は当時の科学雑誌『アクタ・エルディトルム』(Acta Eruditorum)誌上で一六八三年に発表した論文『プロトガィア』(Protogaea)中に地球の進....
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
から御検討の上、御教示を賜わらんことを切にお願い申上げる次第である。「東亜連盟」誌上の橘樸氏の発表に対しては、私は心から感激している。....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
されたのは大正六年の一月で、今から振り返ると十年余りになります。その文芸倶楽部の誌上に思い出話を書くにつけて、今更のように月日の早いのに驚かされます。(昭和2・....
毒瓦斯発明官」より 著者:海野十三
と、博士も亦、蜘蛛の化け物じゃないかという疑いが湧いてくる。そういえば「新青年」誌上にのっている金博士の顔は、蜘蛛の精じみた風貌をもっているよ。 閑話休題、金....
幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
さんを身方につけてしまったほどでした。そうしてこのふたりは*エールステッドが年報誌上にかいた古近代論の、現代びいきな説にたいして、やかましい攻撃をはじめかけたく....
『地球盗難』の作者の言葉」より 著者:海野十三
た。しかし何分にも選外にでも入るとは想像していなかったので、その発表の出たときは誌上にわが名を発見して非常に嬉しかったものである。小説を作る度胸は、このときに出....
妖怪学」より 著者:井上円了
ろあれば、従来、多少説明を与えたりしものを左に掲載せんとす。その説、すでに他の雑誌上に見えたるものありといえども、今、さらにこれを補正増加して、段節を設けていち....
半七捕物帳の思い出」より 著者:岡本綺堂
たのは大正六年の一月で、今から振返ると十年あまりになります。その『文芸倶楽部』の誌上に思い出話を書くにつけて、今更のように月日の早いのに驚かされます。....
かたき討雑感」より 著者:岡本綺堂
は今まで仇討の芝居というものを書いたことがなかった。 この頃、この『歌舞伎』の誌上で拝見すると、木村錦花氏は大いにこのかたき討について研究していられるらしい。....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
のごときも当時夷として認められたもので、これもかつて『歴史地理』第二十巻第四号の誌上に「夷人清原武則」と題して述べておいた。しからばその安倍頼時の女を母とし、清....
火葬と大蔵」より 著者:喜田貞吉
我が国においても行われたであろうとのことについては、自分は既にしばしば歴史地理の誌上(二十五巻五号六頁、三十二巻六号六頁等)に発表しておいた。不幸にして学界の承....
くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
みたいと思う。そもそも浮浪民の問題は、我が古代の社会状態を知る上において、既に本誌上において手をつけている俗法師や土師部とともに、(既に本誌三巻五号において述べ....
西航日録」より 著者:井上円了
その地は蘇州である。) 翌十八日、快晴。ポートラッシュより電車に駕し、世界の地誌上その名最も高きジャイアンツ・コーズウェー(Giant Causeway)に遊....
蘭郁二郎氏の処女作」より 著者:大倉燁子
「探偵文学」誌上で発表された時、非常な好評を博した蘭郁二郎氏の「夢鬼」がこの度上梓された。私....