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誕生寺
「誕生寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
誕生寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「こころ」より 著者:夏目漱石
。彼は鯛よりもかえって日蓮の方を頭の中で想像していたらしいのです。ちょうどそこに
誕生寺《たんじょうじ》という寺がありました。日蓮の生れた村だから
誕生寺とでも名を....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
ころでも書くが、その至情はそくそくとしてわれわれを感動させるものがある。今も安房
誕生寺には日蓮自刻の父母の木像がある。追福のために刻んだのだ。 うつそみの親のみ....
「人生における離合について」より 著者:倉田百三
蓮は身延山にいたが、深く悲しみ、弟子日向をつかわして厚く菩提を葬わしめた。小湊の
誕生寺には日蓮自刻の母親の木像がある。いたって孝心深かった日蓮も法のため母を捨て....
「法然行伝」より 著者:中里介山
は異香が常に薫じ、奇瑞《きずい》が絶ゆることがない。後の人この地を崇《あが》めて
誕生寺と名づけ、影堂を造って念仏の道場とした。 生れた処の子供の名を勢至丸《せ....