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語ら
「語ら〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
語らの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「良夜」より 著者:饗庭篁村
かれて「天晴慧しき子かな、これまで巡廻せし学校生徒のうちに比べる者なし」と校長に
語られたりと。予この事を洩れ聞きてさては我はこの郷に冠たるのみならず、新潟県下第....
「初雪」より 著者:秋田滋
ぐ、なまあたたかい小春日和である。輪を囘して遊んでいる子供を連れたり、男と何やら
語らいながら、足どりもゆるやかに散歩路の砂のうえを歩いてゆく女の姿が、そこにもこ....
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
ねずみ》の裘《けごろも》だかわかりません。――
この容子を見た私どもは、云わず
語らず両方から沙門《しゃもん》の小屋を取囲んで、そっと太刀の鞘《さや》を払いまし....
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
うに覚えていた。
又
わたしは不幸にも知っている。時には※に依る外は
語られぬ真実もあることを。
諸君
諸君は青年の芸術の為に堕落すること....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
け上がり、浅沼委員長を刺す。場内騒然) 〈以下は浅沼委員長がつづけて語るべくして
語らなかった、この演説の最終部分にあたるものの原案である〉 ――どんな無茶なこと....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
相摸国での焼打だったと申すことでございます。姫はその時の模様丈は割合にくわしく物
語られました。―― 『あの時ばかりは、いかに武運に恵まれた御方でも、今日が御最後....
「或る女」より 著者:有島武郎
何かむずかしい顔をしながら立ち話をしていた。いつもの葉子ならば三人の様子で何事が
語られているかぐらいはすぐ見て取るのだが、その日はただ浮き浮きした無邪気な心ばか....
「或る女」より 著者:有島武郎
ったけれども、どういうものかその前に出る事に気が引けた。葉子はまた妹たちが言わず
語らずのうちに生徒たちから受けねばならぬ迫害を思うと不憫《ふびん》でもあった。で....
「生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
な傾斜をもって三つならんで、何かの凶徴のようにひときわぎらぎらと光っていた。星は
語らない。ただはるかな山すそから、干潮になった無月の潮騒が、海妖の単調な誘惑の歌....
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
希わせ、船中にあって彼と協力すべき人々の安全を希わせるだろう。各員の間には言わず
語らずの中に、完全な共同作業が行われるだろう、この同じ心持で人類が常に生きていた....
「星座」より 著者:有島武郎
実際それだけだった。今おぬいの眼の前には、彼女の心の怖れを裏書きするような事実が
語られているのだ。読んでゆくうちにおぬいの心は幾度となく悲しさと悩ましさとのため....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ったというのである。もっと独特な神話はイロケース人(Irokesen)によって物
語られている。すなわち土壌とから最初の人間を造り上げた。この神話はエヴァの創造に....
「橋」より 著者:池谷信三郎
の、四角な小部屋の中に、たった二人で向い合っている時、彼女が橋の向うの靄の中に、
語られない秘密を残してきていようなどとはどうして思えようか。彼女は春の芝生のよう....
「時代閉塞の現状」より 著者:石川啄木
うしてこの第二の経験もみごとに失敗した。我々は彼の純粋にてかつ美しき感情をもって
語られた梁川の異常なる宗教的実験の報告を読んで、その遠神清浄なる心境に対してかぎ....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
にせざる考にて人に示さず、これを示すはただ貴君と木村芥舟翁とのみとて、その大意を
語られしに、翁は非常に喜び、善くも書かれたり、ゆるゆる熟読したきにつき暫時拝借を....