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語格
「語格〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
語格の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二人の友」より 著者:森鴎外
のドイツ語の知識に大分相違のあることを知った。それは互に得失があるのである。君は
語格文法に精《くわ》しい。文章を分析して細かい事を云う。私はそんな時に始て聞く術....
「弓町より」より 著者:石川啄木
なりとであるもしくはだの相違にすぎない」という人があった。それは日本の国語がまだ
語格までも変るほどには変遷《へんせん》していないということを指摘したにすぎなかっ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
い。できなかったでは過去になる。過去に解決を告げてしまった語法文法になる。文法や
語格には注意を払わない竜之助は、 「そうなると、近藤に万一のことがあるとなった暁....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
義に、「下にアラメといふべきを略せるなり。かく係助詞にて止め、下を略するは一種の
語格なり」と云ってある。「豊旗雲」は、「豊雲野神」、「豊葦原」、「豊秋津州」、「....